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長崎といえば?イメージされる有名なもの

(公開日: 2023年1月15日)

長崎の食べ物

長崎ちゃんぽん

長崎ちゃんぽんは全国でも有名な長崎県の麺料理です。

炒めた肉や野菜を濃いスープで煮込んだボリューム満点の家庭料理です。

近年ではチェーン店などの出店により、全国的に知られるようになりました。

佐世保バーガー

長崎で有名なハンバーガーと言えば、佐世保バーガーです。

佐世保バーガーには特に決まったスタイルはありません。

佐世保市内で販売され、「手作り」「オーダーを受けてから作る」ハンバーガーの総称を佐世保バーガーと言います。

皿うどん

皿うどんはちゃんぽんを考案したのと同じ店舗が作りました。

その後一般家庭で家庭料理として普及していったのが始まりです。

今ではちゃんぽんと並んで全国的に知られる存在となっています。

トルコ風ライス(トルコライス)

長崎市内の飲食店でお馴染みなのが、トルコ風ライスです。

スパゲッティやピラフ、とんかつなどが1つのお皿に盛られており、様々な世代に人気です。

昭和40年代にはすでに飲食店で提供されていたと言う記録が残っています。

レモンステーキ

長崎のレモンステーキは薄くスライスした牛肉を使います。

そこにレモンの果汁が入ったソースをかけて食べるのが一般的です。

残った肉汁とソースはご飯に絡めて食べるととても美味しいです。

角煮まん

角煮まんは長崎名物卓袱料理の中の1品です。

豚の角煮をふわふわの生地で挟んだ角煮まんは、単体でも販売されています。

店舗によって個性ある角煮まんが提供されています。

がんば

がんばは長崎県の島原地方の方言で「ふぐ」を意味します。

ふぐは高級魚のイメージがありますが、長崎では古くから庶民の味として親しまれてきました。

刺身としても食べられますが、湯引きにするのとおいしいのががんば料理の魅力です。

卓袱料理

卓袱(しっぽく)とは、朱色に塗られた円形のテーブルのことです。

このテーブルの上に大皿に盛り付けた料理を並べるのが卓袱料理です。

「大皿に盛り付けることで、身分を問わずテーブルを囲める」と宴席で多く使用されてきたスタイルです。

五島うどん

五島うどんは長く引き伸ばしたそうめんのような形のうどんを使った料理です。

生地に椿油を使っており、麺を細くしても食感を保つ事ができます。

トビウオを焼いたものを出汁に使うのが一般的です。

ミルクセーキ

ミルクセーキは大正の終わり〜昭和の初め頃に長崎で誕生したスイーツです。

飲み物ではなくかき氷のような食感が特徴的です。

簡単に作る事ができるので、一般家庭でもよく食べられています。

長崎のイベント・行事

長崎くんち

長崎くんちは重要無形民俗文化財に指定されている、全国的に有名なお祭りです。

3日間行われるこのお祭りでは、「龍踊り(じゃおどり)」と呼ばれる踊りが披露されます。

福岡県、佐賀県のくんちと合わせて日本三大くんちと呼ばれています。

精霊流し

お盆の伝統行事として有名なのが、長崎の精霊流しです。

亡くなった人の霊を弔うため、遺族が参加するお祭りです。

精霊船と呼ばれる船を作り、そこに故人の魂を乗せて流し場まで運びます。

長崎ハタ揚げ大会

「ハタ」とは長崎で「凧」のことを意味します。

長崎くんち、精霊流しと合わせて「長崎の三代祭り」と言われています。

凧を高く揚げるのではなく、相手の凧を切る勝負をします。

長崎帆船まつり

長崎帆船まつりでは、長崎港に国内だけでなく海外からもたくさんの帆船が集まります。

クルーズ船に乗ったり、ヨットやカヌーに乗る体験もできます。

夜には帆船や港のライトアップもあります。

ながさきみなとまつり

ながさきみなとまつりは毎年7月に行われます。

ダンスイベントやトークイベント、マーケットの出店など様々な催しがあります。

この祭りの見どころは、2日間で1万発打ち上げられる花火です。

長崎ランタンフェスティバル

中国の春節祭をモチーフに行われるようになったのが、長崎ランタンフェスティバルです。

街を彩る1万5千個以上のランタンは迫力満点です。

会場は市内で7ヶ所あり、中央公園がその中心地になっています。

長崎ペーロン選手権大会

ペーロンとは、中国から伝わったボートのようなものです。

300年以上前に長崎でペーロン大会が行われた事が、日本のボートレースの起源だと言われています。

もともとは長崎港に入った唐船が嵐で難破し多くの死者を出したため、その魂を鎮めるために始まりました。

長崎夜市

江戸時代からの町人文化を守るため、町人が多く住んでいた中島川流域の近くで行われているのが長崎夜市です。

以前は「中島川まつり」と呼ばれていましたが、2006年に「長崎夜市」へと変わりました。

様々な夜店が並んだり、イベントが行われたりする大規模な夜市です。

橘神社 寒中禊

毎年1月の大寒の日に橘神社で行われるのが、寒中禊(かんちゅうみそぎ)です。

男女30人ほどが千々石川に入り、一年の無病息災を祈ります。

橘神社はギネスブックにも乗っている高さ11mの大門松が大変有名です。

カピバラの露天風呂

毎年11月の終わり頃から長崎バイオパークで見られる風物詩が、カピバラの露天風呂です。

冬至には「ざぼん」という柑橘類を浮かべた「ざぼん湯」にカピバラが浸かる様子も見られます。

お湯の中でゆったりくつろぐカピバラの様子に癒されます。

長崎の風習・習慣

南蛮文化が根付いている

1571年に開かれた長崎港は、南蛮(ポルトガル)貿易の拠点として知られています。

食べ物や工芸品など様々な西洋文化が、長崎を中心に日本に入って来ました。

長崎の出島は1951年に復元整備が行われ、現在では当時の姿を見る事ができる場所もあります。

お墓参りやお盆に爆竹を鳴らす

お盆の時期になると、長崎では大量の爆竹が売り出されます。

これは精霊流しに使うための爆竹で、人々は街を練り歩きながら爆竹を鳴らします。

これは中国から伝わった文化で、爆竹には音で悪魔を追い払う効果があると言われています。

結婚式で「釜蓋かぶせ」をする

釜蓋かぶせは島原半島の一部に伝わる結婚式での儀礼です。

結婚式の際、近所の長老にあたる人が花嫁の頭上に釜蓋を掲げ、口上を述べると言うものです。

現在この伝統は徐々に薄れつつあるようです。

日常的に鯨を食べる文化がある

長崎は古くから捕鯨が行われていた地域です。

その歴史は江戸時代にまで遡り、水揚げされた鯨は長崎から各地へ運ばれていました。

脂質やタンパク質が多い鯨の肉は、戦後の食糧難を救ったとも言われています。

縁起物に桃カステラを送る

長崎で昔から桃の節句の祝いとして食べられているのが「桃カステラ」です。

可愛らしい見た目と優しい甘さが人気のスイーツです。

最近では結婚祝いや出産祝いなどの贈り物にも使用されます。

長崎と言えば人気のお土産

カステラ

長崎のお土産と言えばカステラです。

長崎港が開港されたことから、外国から砂糖が入ってくるようになりました。

その砂糖を使って甘いカステラが長崎で多く作られるようになったと言われています。

かんころ餅

かんころは長崎の五島地方の方言で、さつまいもの日干しのことです。

このかんころを餅と混ぜて作ったのが、かんころ餅です。

昔もち米はとても高級品だったため、量を増やすためにさつまいもを混ぜるようになりました。

おたくさ

1823年長崎を訪れたシーボルトは、あじさいの花を「オタクサ」と呼びました。

これはシーボルトが愛した「お滝さん」と言う人物の名前から取ったものです。

この物語があじさいをかたどったパイ生地のお菓子になったものが「おたくさ」です。

九十九島せんぺい

長崎銘菓として有名なのが、九十九せんぺいです。

亀の甲羅の形のせんべいにピーナッツが乗った、香ばしい味わいのお菓子です。

長崎では米が原料のものをせんべい、小麦粉が原料のものをせんぺいと呼んでいたことから、「九十九せんぺい」という名前が付きました。

長崎物語

焼きたてのしっとりしたバームクーヘンにクリームをたっぷり詰めた長崎物語は、長崎で人気のお土産の1つです。

クリームは1つ1つ手作業で詰められています。

包装紙はキリシタン弾圧によってジャカルタに追放された人々が日本に向けて書いた「ジャガタラ文」が使われています。

ハトシロール

ハトシは明治時代に中国から長崎に伝わりました。

ハトシとは「海老とトースト」の意味で、ここからヒントを得てすり身を食パンで巻き、油で揚げた「ハトシロール」が誕生しました。

お土産用に冷凍のものも販売されています。

びいどろ

ポルトガル語でガラスのことをビードロと言います。

そこから、主に長崎で作られる吹きガラス細工のことを「びいどろ」と呼ぶようになりました。

ペーパーウェイトや箸置き、ぐい呑みなどがお土産として人気です。

ぽっぺん

ぽっぺんはビードロで作ったおもちゃです。

息を吹き込むと「ぽっぺん」という音がすることから、この名前が付きました。

様々な色や形が美しく、インテリアにもピッタリです。

べっこう細工

べっこう細工は玳瑁(タイマイ)というウミガメの甲羅が使われた伝統工芸品です。

400年以上前に中国から伝来し、現在でも長崎を中心に伝承されています。

アクセサリーやかんざしなどがお土産として人気です。

波佐見焼

長崎の波佐見町で作られている陶磁器を「波佐見焼」と言います。

比較的安く購入できるので、お土産にもピッタリです。

近年は食洗機や電子レンジ対応のものも生産されています。

黒なまこ石鹸

長崎県で採れた黒なまこの天然美容成分を使った黒なまこ石鹸もお土産として人気です。

その保湿力はヒアルロン酸を超えると言われており、肌荒れの改善にも効果があります。

石鹸の他にもシャンプーやオールインワンジェルなどがあります。

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